こんにちは、私は現在建築学生として大学院生に通っています。
大学院では建築構造を専門としていて、日々研究に明け暮れています。さて私は2021年に大学院に入学しました。
大学院では大学まで通ってた大学とは違う研究室に所属しているため、6月の今になってもまだ慣れないことだらけで大変です。
大学1年生は研究ばかりしていられるのかと思ったら意外とそうではありませんでした。
早い友人たちはもう就活を始めています。周りを見て、焦った私も就活を始めることにしましたが、悩む悩む悩む。
当ブログでは建築学生が株式投資で資産を成し、最終的には構造設計事務所を開業することを目標としています。
そのためには様々な道がありますが、一つ一つ見ていきましょう。
今回の記事ではゼネコンの設計部について考えていきます、
ゼネコンの設計部
まず、就活を始めていろいろな企業を見てみましたが、建築といえばゼネコンですよね。
ゼネコンとは「ゼネラル・コントラクター」の略です。
つまり、建築において工事の発注から設計、施工まですべてを請け負う企業の事を言います。
ゼネコンでは大手のゼネコンとして、スーパ―ゼネコン(スーゼネ)などと略されますが、
大林組、清水建設、大成建設、鹿島建設、竹中工務店があげられます。
ほかにも準大手ゼネコン(準ゼネ)やサブコンなど様々なゼネコンがあります。
まずメリットとして考えられることは、
①建築が出来上がる過程で最初から最後までかかわることができること。
②扱う建物の規模が大きい傾向があること。
③給料が一般的にはいいこと
などがあげられます。当ブログではなんども発信していますが、資産を形成するうえで大切なのは、「若いうちに金をどれだけ株式投資に回せるか」です。多ければ多いほどいいわけです。始めるのが早ければ早いほど、将来のリターンは大きくなる可能性が考えられます。
そうしたことを考えますと、給料がいいことはこの上なく魅力的です。
また、扱う建物は大きいのは子供心をくすぐられる、魅力的なものになります。
しかしデメリットとして、
①分担作業になりやすいこと
②収まりがいい(優等生的な)設計をしなくてはいけないこと
③
が考えられます。メリットの一番初めにあげた、建物の最初から最後までかかわることができるというものは一回の建物に限った話ではありません。
最初のプロジェクトでは基礎部の設計で関わり、2次部材の設計などは他の人が行う可能性も考えられます。
同様に、2次部材の設計しか行わない可能性も考えられます。
つまり、社員の数が多く、扱う建物の数も多いことから作業が分担されやすいです。
この仕事に慣れてしまうと、いざ独立しよう!ってなったときに、困るのは自分です。
独立したら最初から最後まで自分で設計しなくてはいけないからです。
また、独立したとしたら、きっと扱う建物はそこまで大きな規模の物ではないでしょう。
つまりゼネコンとは全く違う建物の設計をしなくてはいけません。
独立した後にそれで仕事をやっていくことはできるのでしょうか。
さらにゼネコンは施工まで自社で行いますから、収まりが良く作りやすい設計が望まれます。
そうなってきますと、奇抜なデザインや奇抜な設計はできなくなります。売り上げを上げることが第一ですからね。
それがいいことなのかどうかは、ここでは考えません。
しかし、画一的なデザインはつまらないし、難しい問題ですね。
まとめ
ゼネコンは、給料も福利厚生も業界トップクラスだと思います。
しかし、将来的に独立することを前提として働くならばゼネコンは必ずしも正解とは言えないかもしれません。
独立するにはお金が必要。お金を貯めるならゼネコン。
しかし一人で構造設計士として働く力がつくのかどうか。独立できるのかどうか。
ん-、悩ましい。
まだまだ就活には時間があるとおもっていますが、ライバルである同僚たちはどんどんESなどを作成しています。
負けてはいられません。ゼネコンも数ある、就職先候補の一つとして考えていきます。
次回は組織設計事務所について考えていきます。